Toyota Safety Sense P (TSSP)の実力

Toyota Safety Sense P (TSSP)と他社安全装備の比較

各社普通車に搭載する安全装置の方式、機能は大体同じ同じようですね。軽自動車に関しては簡易的なものがありますが、普通車は通常の走行を想定した機能になっていると思います。

スバルのアイサイトvsその他の会社というような方式の構図になるようですが、トヨタもスバルもJNCAPの最高評価を多くの車種で獲得しています。新型プリウスに関してはまだデータが掲載されていませんが、同じような車種が獲得できているので同等の結果となることでしょう。

自動車事故対策機構のHP

トヨタの評価結果一覧

スバルの評価結果一覧

各社の安全装置についてまとめてみます。

tssp

どのメーカーも衝突回避・軽減、レーンキープ先行車発進告知、クルーズコントロールという機能は同じですが、作動速度に若干の違いがあります。

TSSPの説明

TSSP、TSSCともに三段階の作動様式です。先行車や歩行者を発見し、衝突の可能性の判断・告知、回避アシスト作動という流れです。方式により有効に作動しない場合があるようなので注意しましょう。

トヨタの場合

TSSPの説明図

technology_safety_toyota_safety_sense_p_03a_pc

TSSCの説明図

technology_safety_toyota_safety_sense_06_pc

ITS Connectのサービス提供エリアは拡大中

TSSPを付けると装備することのできるITSコネクトですが、2015年10月の時点では豊田市、名古屋市、東京都心部の交差点の一部にしか設置されておりません。

ITSコネクト整備済個所

今後、整備されていくことと思われますが、ちょっと動きが鈍いのかな?地図を見る限り『えっ、これだけ??』という気もします。でもこの技術には期待して今う。右直事故にはとても有効なのではないでしょうか。