今回のタンデムツーリングはツーリング特集がテーマだった。
一人でのツーリングをソロツーリング、複数でのツーリングをマスツーリングなんて言うらしいけれど、どんな形のツーリングであれ会話や音楽とともに駆け抜けることができれば充実度アップするな~と思いました。
そんな時のためのアイテムがインカムです。ヘルメットをかぶった状態で、イヤホンなんてできないし(白バイ様に見つかったら大変だ)、bluetoothのレシーバーはたぶん耳が圧迫されて痛いでしょうね。インカムはヘルメットの耳パットの部分にbluetoothの受信機と接続された薄いスピーカーを仕込んで、ヘルメット内部空間に音を流すので、ヘルメットを自動車車内とみなせば合法なのでしょう(今後どうなるのかな?)。bluetoothの受信機はヘルメットのふちに張り付けるように固定するので利用者のヘルメットを見ればわかりますし、最近増えてるな~と結構見かけます。
インカムで何ができるのか。もう少し調べてみることにしました。
インカムはintercomから来ているようで、インカム間での会話やスマートフォンとの通信が可能です。充電式で大体10時間以上は使えるので一日存分に楽しむことができます。また、複数機種間での同時会話はとても魅力的。私はトランシーバーを想像していたので1対1の2者間会話のみと思っていたのですが、機種によっては最大8者間での同時会話が可能です。耳パットの部分に薄いスピーカーを取り付けるので、よほど窮屈なヘルメットでない限り取り付けられるのですが、ハーフ型のヘルメット(半キャップ)には取り付けられないかも(耳を覆う皮の部分に無理やり付けた人もいるらしい)。購入前に自分のヘルメットを持ってショップで確かめたほうがいいと思います。
自分のスマホにラジコなどを入れておけばラジオを楽しむことができるし、googleマップのナビも利用できるなど、スマホの機能が楽しめます。iphoneのSiriを操作できる機種もあるので土地勘のない場所へ行ったときに「おいしいラーメン屋さんは?」なんて問いかけに答えてくれます。
またスマホなどの音楽をシェアできる機能があります。親機に接続されたスマホの音楽をその他の仲間に送信できるので気に入った音楽をシェアできる。選曲についての会話も弾みそうですね。
スマホと言えば電話。インカムで電話操作もできます。電話がかかってきたときに最優先されかけることも可能です。ツーリング中に大切な電話に出られないなんてこともありませんね。音楽を聴いていたらもちろん中断します。
おすすめ機種の主な機能
次のような機種がおすすめですが、必要と思われる機能や特徴は押さえておきたいので簡単にまとめます。Sは単体販売の価格でTは2つセットパックの価格を表します。
価格(円) | 複数通話 | 電池持ち | 通話距離 | その他 | |
DAYTONA COOLROBO (easy talk3) | 22,428(T) | 2台 | 12時間 | 200m | 音楽シェア |
B+COM SB5X | 36,936(S) 70,200(T) | 4台 | 16時間 | 1400m | 聴きトーク |
MIDLAND BT NEXT-C | 25,577(S) 47,412(T) | 4台 | 18時間 | 1600m | FMラジオ |
interphone F5MC | 35,770(S) | 6台 | 12時間 | 1300m |
FMラジオ |