新型レガシィB4の試乗報告が届いています。
今回は2人のモータジャーナリストによる試乗記ですが、
ボディの大きさを是とするか非とするかによって全く違った評価になりますね。
モータージャーナリスト森口将之さんの講評
「総じて完成度が高く、プレミアムな欧州車に行くユーザーさえ振り向かせるだけの魅力を秘めている。」
「旧型のただデカクしただけという評価に対し、新型は量感と質感のバランスが取れている。」
「走り出すと、静粛性が格段にアップして、水平対向エンジン独特のサウンドが気持ちいい」
「NA2.5リットルでも加速は不満なし。CVTの制御がリニアになったことが、そう感じさせるのだろう。」
「17インチのスタンダードグレードだったが、穏やかな乗り心地で、シートの座り心地も満足。」
「高速道路ではなおさらまっすぐ走り、コーナーは低重心と左右対称4WDならではの安定性」
モータージャーナリスト岩貞るみこさんの講評
「どんどん大きくなるスバル『レガシィ』は「オヤジ臭いし使いにくいし、もはや乗る価値なし!」三行半を突きつけたい思いだ。」
「エンジンの始動と同時に車内にひびく水平対向エンジンのドロドロ音は、雄雄しさを感じて、醒めた恋心もちょっとは未練がもどってくるというものだ。「スポーツ#」なんてこじゃれたスイッチをハンドルの上でぽちっと押せば、めくるめく加速感の世界へもいざなってくれるし。でもやっぱりこのサイズ、日本の小柄な女性(私はでかいけど)は眼中にないのは見え見えで、残念な感じは否めないんだよね。」
「こっちをふりむいてくれない人を追い求めるほど、現代日本の女性ってひたむきじゃないんだもん。」
と厳しい。
いい車に違いない。走りも居住性も。
ただ大きさもB4の”特徴”と割り切るしかないようです。