フォレスターの試乗記があったので紹介します。
私もマイナーチェンジされた現行フォレスターを試乗させてもらいましたが、普段プリウス乗りの私としては試乗前に『大きいなあ』という感想と『やっぱりもっさりしているんだろうな』という侮りを持って臨んだのですが、大きさの割に『曲がる!!』と感動したものです。
プリウスも走りのための車ではないですが、フォレスターよりも車高は低いので遥かにククッと曲がる物と思っていたのですがそれほど大きな差を感じない?かも。
今回試乗記を書かれた斎藤さんも同じようなことを書かれてました。
左カーブで、意図的にカーブに対して少しオーバースピードで進入してみると(よい子は真似しないでください)、一瞬ふわっとクルマ(の軌跡)が膨らみ、センターラインを跨ぎそうになるのだが、ハンドルを切り足すと、しっかりとハンドルが効き(効いたように感じられ)クルマが狙った走行ラインに戻ってくれる。
アクティブ・トルク・ベクタリングの効果で、本来対向車線へはみ出してしまうような場面でも、イン側のブレーキを効かせ、曲がる力を作り出してくれることで、旋回のアシストをしてくれるのだ。これはVDC(横滑り防止装置)のオプションみたいなもので、車輪速と舵角とヨーレートセンサーから旋回可能スピードを演算して、アンダーステアが出そうになるとイン側のブレーキを効かせてヨーを強く出して曲がる力をアシストしてくれるシステム。
【試乗記】スバル「フォレスター」3年分の進化と成長が見られる:斉藤聡
おすすめグレードはS-Limited
XTのターボエンジンは確かに魅力ですが、13.2km/Lの燃費をとるか、16.0km/Lの燃費を取るかでS-Limitedとしました。値引きや下取りがあれば200万円台前半で購入できるでしょう。
スズキのハスラーにあるヒルディセントコントロールは凍った下り道でとても重宝しました。取る気をガツンと効かせてそろそろと降りていくコントロールは冬の時期は安心して車に乗れます。
フォレスターにはもっとすごいX-MODEがあるのですが、残念ながら試乗では試せませんでしたが、きっとすごいんでしょう。