残価設定クレジットという買い方

残価設定クレジットという買い方

上昇傾向にある車の価格ですが、プリウスでもそこそこの装備を備えた場合の乗り出し価格は350万円程度になってしまいます。これを安いか高いかと思うのは家計との相談になりますが、販売側も新たな販売方法「残価設定ローン」を用意して対策しています。オニキスで昔からやっていた方法のようなものでしょうか。

ホンダでは「残クレ」、スズキは「かえるプラン」、トヨタ、スバル、日産も「残価設定型プラン(クレジット)」というようにほとんどの会社で利用可能なようです。輸入車も利用できるようでアウディ、ベンツ、ジャガー、ミニ、ルノー、フォルクスワーゲンといった車もこの方法で購入できるようです。特にベンツは下取り価格が大きいのでメリットが高いようですね。

通常のローンとの違い

通常のローンと何が違うのかというと、購入時に取り決めた契約期間(3年~5年)終了時の車両価格を総支払額から差し引いてしまい、残りの金額を契約期間内に支払うというものです。

例えば300万円の車であれば、3年後の車両価格を仮に100万円とすると200万円を3年間ローンで支払います。そして3年後のローン終了時に乗っていた車を返却または買い取るという流れになります。

トヨタの残価設定型プラン

payment_zanka_01

一般的なローン(左)では総額(灰色の部分)を分割支払いしますが、残価設定プランでは赤い部分を支払い、最終年度に残った分を車両で賄うか、車両を乗り続けるのであれば残金を支払います(再ローンも可)。毎月の支払額が少なくなるメリットがありますが、最終的に車が自分のものにならない、購入時の残価設定を損なうことのリスクがデメリットとなるのですがこれをどう思うか。。

payment_zanka_02

シミュレーションしてみる

スバルではシミュレーションできるようなのでやってみました。

スバルXVの場合

suu

同じ車種条件でローンを組むとどうなるか。最終的に一括で購入するとするとローンの方が総額が5万円ほど高くなるようです(合ってるかな??)。

su

そもそも残価って??

未来の中古車価格を予想・想定した設定になるのでしょうが、価値の無さそうな車種ではこのプランが利用できなかったりするようです。販売店によってはプラン自体が利用できなかったりと限定的な側面もあるようです。プリウスみたいに人気車種だったら問題ないと思いますが。

一定の基準以上の状態を保つことが前提です。一定の条件とは簡単に言えば綺麗であることなのですが、これは各社の説明を見ても一概ではないようです。残価保障というプランもあるようです。

トヨタの場合
残価設定額は販売店毎によって異なります。詳しくは各販売店にお問い合わせください。

購入時にあらかじめ取り決めておいたお支払い最終回時のおクルマの状態をいいます。主に走行距離と内装・外装を確認しますが、確認ポイントは販売店によって異なりますので、詳しくは各販売店にお問い合わせください。

ホンダの場合

車両返却時の(一財)日本自動車査定協会の基準に基づくカーチェックによる内外装に関する減点が100点以内、かつ月間走行距離1,000㎞以下が条件となります。この条件を超えた場合、内外装に関する減点1点につき1,000円、走行距離1㎞につき下記金額がお客様のご負担となります。

また違法改造や事故の修復歴があった場合は別途規定の精算金額をご負担いただきます。(月間走行距離は1,500㎞もお選びいただけます。その際、最終回のお支払い金額は変動します)

■車両返却時 超過走行料金表

1kmあたりの負担金 車名
5円/km N-BOX、N-BOX+、N-BOX SLASH、N-ONE、N-WGN、バモス、バモス ホビオ、S660
6円/km フィット、シャトル、CR-Z、フリード、フリード スパイク、ヴェゼル、グレイス
7円/km ステップ ワゴン、ステップ ワゴン スパーダ、CR-V、ジェイド、シビック TYPE R
8円/km オデッセイ、アコード ハイブリッド
10円/km レジェンド

・・

毎月の支払額が少なくてすむ、終了時に乗り換えるきっかけにできる(奥さんを説得できる!かも)などについてメリットを感じることができれば残価設定プランもよさそうですね。


購入者      買いやすくなる
ディーラー    売れやすくなる
クレジット会社  手数料で儲かる三方三様得!WINWINじゃねーか


>>
金利高いのに購入者だけはWINにはならんだろ?
新車大好き車のことしか頭にない、どうしても欲しい車がしょっちゅうある。という人じゃないと、
得だというように幸せ回路炸裂の脳内変換はできんだろ?


>>
普通のローンより残価の方が金利低いパターンが多いよ

>>
表面金利はそうだけど実質でも?
と思いトヨタのホームページでシミュレートしてみました。36回均等払い 元金 2,652,850円
残価 通常割賦
実質年率 3.8% 5.5%
初回 56,211円 80,287円
2回目以降 53,200円 80,100円
最終回 997,600円 80,100円
支払総額 2,862,611円 2,883,787円んー。実質的には同じぐらいの金額を支払うけど月々の負担が安くなる、ってことでありなのかな、
3年で手放すなら。
というか同じぐらいになるように金利設定しているんだろうけど。

でも通常割賦の5.5%って高すぎるよな。安いところで借りれば2%台後半からあるだろう。


モデルチェンジのたびに買い換えるタイプの人間ならいいかもな


年間3万キロ走るオレには意味がない。


前の車残価で買ったがダメだ。
自分の車なのに自分の車な気がしない。
途中での返却も可能だったから返して違うの買った。


fbnefonhub

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする