最上級グレードで20万円の差
イグニスは久々にいいなと思える車なのでもう少し調べて見たくなったので、最上級グレードをフルオプションで購入するとして(アクセサリーは一旦除外する)、ウェブ見積もりをしてみるます。
ハスラー(Xターボ4WD)が194.6万円なのに対して、イグニス(HV4WD)は219.5万円でおよそ20万円の差となります。
私は2013年の大雪でひどい目に合ったものの一人でして、その時に感じたのが雪道に対する強靭さは軽さと車高にあると思いました。もちろん4WDで前後のトルク配分の電子制御などがあれば更に走破性が向上しますが、普段の足として普段通る道でスタックしないためには、4WDによる発進時のグリップ力と、積もった雪に乗り上げたときにタイヤが浮いて『亀』になってしまわない最低地上高が求められます。
そんなトラウマがあってのことか、ハスラーとイグニスのコンセプトは素晴らしい。4WDだけれども車重が軽く、しかも燃費がいい。プリウスなどセダンタイプの車よりもはるかに高い車高は普段の足として頼もしく感じます。
ハスラーとイグニスの主な違い
スズキのHPでは装備に関しては『快適装備』、『安全装備』、『走行・環境性能』に分かれていますが、それぞれについてまとめてみます(装備アリをハ、イで表す)。
『快適装備』
両車あり:
全方位モニター、ステアリングスイッチ、タッチパネル式メモリーナビ、シートヒーター
イグニスのみ:
クルーズコントロール、Apple Car Play、リアヒーターダクト、LEDヘッドライト・フォグランプ(ハスラーのヘッドライトはディスチャージ式、フォグランプはリフレクターハロゲン式)
『安全装備』
両車あり:デュアルカメラ式ブレーキサポート、誤発進防止機能など同等
『走行・環境性能』
両車あり:
マイルドハイブリッド(モーターアシスト有効速度域に違いあり)、アイドリングストップ
ヒルディセント、グリップコントロールなどのアシスト機能
イグニスのみ:
パドルシフト
これを見る限り、どうしてもイグニスじゃ無ければいやだという装備の格差はないです。軽自動車の乗り心地に我慢して価格のちょっと安いハスラーか、乗り心地、余裕あるエンジン優先にイグニスか、いずれにしてもイグニスを試乗したい。イグニスはどうせならAll GRIPも装備したらいいのに・・・。