純正ETCユニット
純正品のオプションを勧めている私ですが、T-connectナビは純正ETC2.0ユニット(30300円)とドライブレコーダーと相性よくつくられています。
設置もディーラーがきれいにしてくれるし(購入時であれば工賃サービスが引き出せるかも)、純正同士なのでナビとETC、ナビとドライブレコーダーの連携もやり易いようです。
ETCはビルトイン式で右ひざのあたりにある穴にすっぽりと収まりますし、ドライブレコーダーはSDカードに記録されるのですが、それを引き抜いてT-Connectナビで再生できます。
万が一トラブルに見舞われた時には相手や警察官にその場で確認してもらうことができるなど使い勝手も上々です(どうせ純正ならナビとドライブレコーダーを直接結んでくれればいいのに・・・)。
ドライブレコーダーの選定
市販のドライブレコーダーを購入する場合もそのレコーダーの記録形式(mpeg,mp4,H264,aviとか)に自分のカーナビが対応しているかはしっかり調べたほうがいいです。
もう一つ重要なのが夜間にナンバープレートが認識できる程度に撮影できるかどうか。Youtubeに親切な方が実際の撮影動画をアップしてくれている場合があるので探してみましょう。
あと一つ、最近のイメージセンサーは大丈夫なんですが、あまりに質の悪いものだと明るすぎると像が光でつぶれてしまい見えないので、特に安いものは注意が必要です。
ETC2.0の2.0って何?
既存のETCを装備した車でビーコンユニットを追加した車両であれば道路にある発信機を通過したときに渋滞や所要時間についてのVICS情報を受信できました。発信機がある信号機や看板を通過すると急に”ピッ”とナビが反応して画面に情報が映し出される仕組みです。
これまでもITSスポットと言って大都市圏から配備していたものを今後ETC2.0と改称して全国展開していくようです。ビーコンによる情報提供は2022年3月31日までのようで、今後新設される場合はすべてETC2.0の設備となります(現在1600か所以上設置完了しているようです)。「ITSスポットサービス」と呼ばれていたサービスを「ETC2.0サービス」と呼ぶことに
トヨタのサイトにあった動画ですが、ETC2.0についてよくわかる解説がなされています。
主な用途は国交省が推進するだけあって、やはり渋滞回避なのでしょう。今後導入予定のようですが、誘導された道路へ迂回した所領には優遇措置が検討されているようです。
国交省のETC2.0についてのページ
ホンダのインターナビでは装着している車自体が情報収集減となっているいわば双方向通信でサービスが成り立っていますが、ETC2.0も同様に双方向通信で装着している車自体がセンサーとなりますが、運営が国なので個人情報がどうとか問題にならないかな・・。ま、そういう人は利用しなければいいだけですね。
リーフレット
ドライブレコーダーの設置もついでに
純正品には19500円のカメラ一体型と、44000円のカメラと本体がセパレートのGPS内蔵タイプがあります。
注意する点はイベント保護機能の有無です。これは事故などの衝撃を検知してその前後20秒間の撮影データをロックして上書きされないようにする機能で、万が一のうっかりミスに有効です。
でもちょっと高いなあ。アマゾンなどで1万円も出せばここで紹介したカメラ一体型でイベント保護機能のあるタイプを購入できるんですね。韓国や中国では設置が当たり前のように普及しているので安くしかも機能もこなれているタイプもたくさんあるので探してみてください。