新型プリウス（ZVW50系）の空気抵抗、3種類の新塗装技術で色はどうしよう？？

プリウスの空気抵抗

新型プリウス（ZVW50）の空気抵抗はCD値にして0.24。一見、すごいのかよくわからないけれど、この数値をたたき出す車はないでしょう。

CD値とは？？

「CD値」のCDとは「Constant Drag」のことで、どのくらいスムーズに空気が流れるかという空気抵抗係数を表す。

CD値はあくまで「係数」であるから常に一定であり、速度には左右されない。

空気抵抗の大きさは、このCD値に前面投影面積（自動車を真正面から見たときの絶対的な面積）を掛けたものとなる。(オートックワン)

トヨタは開発のために大きな扇風機のような装置を作り、実験を重ねたそうです。

僕が一番面白いと思ったのが、『グリルシャッター』です。これはフロント部分にある空気穴を車速やエンジンの状態に応じて自動で開閉の制御をするというものです。空力が燃費に及ぼす影響は大きいのですね。

色はどの色に？？

新型プリウスには8色のボディーカラーが用意されていますが今回も有料の特別色があって、前モデルにもあったホワイトパールクリスタルシャイン（＋32400円）と新色のエモーショナルレッド（＋54000円）、サーモテクトライムグリーン（＋43200円）の2色が加わります。

注意点はエモーショナルレッドはツーリングセレクション限定であることと、Eグレードは3つの特別色に加えてグレーメタリックスティールブロンドメタリック、ダークブルーマイカメタリックが選べません。

色のラインアップ

特別色（ホワイトパールクリスタルシャイン(070)、エモーショナルレッド(3T7)、サーモテクトライムグリーン(6W7)）

一般色（スーパーホワイトII(040)、シルバーメタリック(1F7)、グレーメタリック(1G3)、アティチュードブラックマイカ(218)、スティールブロンドメタリック(4X1)、ダークブルーマイカメタリック(8W7)）

今回新色の2色ですが、エモーショナルレッドは鮮やかな赤の発色を追及した技術が用いられており、サーモテクトライムグリーンはボディの温度上昇を抑える遮熱効果があるそうです。

また標準設定のスティールブロンドメタリックも『プリウス専用開発』というから何らかの効果があるのでしょう。

私は前モデルを今回の乗り換えに伴い下取りに出すのですが、やはり色による査定の変化は侮れません。私の30系プリウスは特別設定のホワイトパールクリスタルシャインですが、標準設定の場合に比べ20万円もの差が出ました。

リセールを考えると『人気の色』を選択するのが鉄則ですね。